息を吸うときに空気が通る気管支や肺に感染がおきる病気です。咳や痰、胸の痛み、発熱などの症状をおこして重症になると入院が必要となります。ご高齢の方では典型的な症状が出にくくカゼの症状と似ているため注意が必要です。
肺の病気
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肺炎・気管支炎
COPD(慢性閉塞性肺疾患)
息を吸って体に酸素を取り入れる臓器である肺の働きが衰える病気です。
咳や痰、息切れが続くなど症状をおこし、原因の9割がタバコであるといわれております。タバコなどにより傷んでしまった肺を元どおりに戻すことはできないため禁煙による予防や吸入薬などによる早期治療が大切です。
気管支喘息
肺に酸素を送りとどける通り道である気管支に炎症が起きてむくんでしまう病気です。咳や痰、息切れ、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」という呼吸音がする病気ですが、カゼの症状と似ているためきちんと診断されるまでに時間がかかることもあります。
ホコリや排気ガス、タバコの煙などによるアレルギーが原因となることが多く、夜間や早朝に症状がでやすい気温の変化や季節の変化(春や秋など)に伴って症状がでやすいという特徴があります。吸入薬が治療の中心となります。
睡眠時無呼吸症候群
空気の通り道が狭いために睡眠中に息が止まってしまう病気です。肥満体型の方に多い病気ですが、日本人はアゴの小さい方が多いため痩せていてもなりやすいと言われております。
朝起きた時に熟睡感がない、日中に強い眠気を感じるなどの症状がありますが、本人に自覚症状がなく家人より睡眠中のいびきや息が止まることを指摘されて病院を受診する方も多いです。